琵琶湖の水環境に配慮した米づくり
母なる琵琶湖を有する滋賀県は環境に優しい農業、米づくりを推進している地域です。
滋賀県に降った雨は、山や田畑を通してそれぞれの地域の川から琵琶湖に流れつき、飲み水としてろ過され滋賀県内はもとより、京都、大阪、京阪神地域の生活を支える命の水として利用されております。
琵琶湖には、滋賀県の郷土料理である「鮒寿司(ふなずし)」の原料となる鮒「ニゴロブナ」や「ビワマス」「ホンモロコ」など琵琶湖固有種の魚が生息しており、生態系を崩さないためにも水環境には特に配慮しなければなりません。
そのため特に滋賀県竜王町の米作りは農薬や化学合成肥料を通常の半分以下に抑えた滋賀県環境こだわり農産物の基準をクリアしたものや、栽培期間中、農薬や化学肥料を一切使用しない減農薬有機栽培にこだわり、手間と暇を惜しまない農業を目指しているところです。